世界のクリスマス(フランス編)

世界のクリスマス最終回は、フランスのクリスマスをご紹介!スタイリッシュな街、パリではどのようにクリスマスを祝っているのでしょうか。

クリスマスの過ごし方

キリスト教徒が多いフランスでは、クリスマスイブから家族揃ってクリスマスを祝い、深夜から教会のミサに行く人が多いのだそうです。その為、クリスマスイブまでに実家に帰る人が多く、24日に向けて帰省ラッシュが始まります。クリスマスを家族で過ごした後は、年末までには自宅に戻り、大晦日やお正月は友人や恋人と過ごす人が大半。クリスマスは友人や恋人と、お正月は家族と過ごすことが多い日本人とは逆ですね。

クリスマスプレゼント

日頃はお金にシビアなイメージが強いフランス人ですが、クリスマスの時は別!家族へのプレゼントや食事など、ここぞとばかりにお金を使う人が多いのだそうです。ちなみに、日本ではお店で綺麗なプレゼント包装をしてくれますが、フランスでは自分でラッピングするのが一般的。なので、クリスマスの時期になると、色とりどりのラッピングペーパーやリボンがお店に並びます。贈る人のことを考えて、自分でラッピングをするのもクリスマス気分が盛り上がって良いですね!

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クリスマスの食事

この時期にスーパーで巨大な売り場を展開するのが、チョコレートとフォアグラ。この2つがないと、フランスのクリスマスは始まりません!クリスマス限定のパッケージや、家族用の大きなサイズのチョコレートなど、様々なタイプがお店に並びます。また、フォアグラはフランス料理の定番食材ですが、現地でも高級な食べ物なので、特別な機会でないとなかなか食べることができません。クリスマスという特別なイベントの時に、奮発してフォアグラを購入する方が多いのだそうです。

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また、クリスマスデザートの定番はブッシュ・ド・ノエル。日本でもおなじみになってきましたが、もともとはフランスのお菓子です。フランス語で、ノエルはクリスマス、ブッシュは丸太を意味します。その名の通り、丸太の形をしたケーキで、フランスではクリスマスケーキとして食されます。どうして丸太の形になったのかは諸説あるようですが、キリストの誕生を祝い、幼い救世主を暖めて守る為、暖炉でずっと薪を燃やしたことに由来すると言われています。

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今日はクリスマスイブ。沢山の家庭に、楽しいクリスマスが訪れますように!We wish you a very merry Christmas!

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