世界のお金ワークショップ開催レポート

夏休みは全国各地で様々なワークショップが開催されていますね!CURIO Japanも親子で学ぶマネーセミナー@外為どっとコム様のお手伝いをさせて頂いたので、今日はそのレポートです。「ハンバーガーから学ぶ世界のお金」というタイトルで、ワークショップを開催しました。

まずはウォームアップ

昨年も同じタイトルのワークショップを外為どっとコム様で開催させて頂いたのですが、今回はさらにパワーアップして、親子でより楽しめる内容にしました。まずは、アイスブレイクということで、ハンバーガーのカードを各自に渡して、お隣や周りの人達とジャンケン大会。買ったらカードがもらえる、という単純なゲームですが、場の雰囲気はここで一気に和みました。

世界のお金のワークショップでは、毎回海外からのゲストを招いて、その国お金のこと、お小遣いやアルバイトの話を聞くのですが、今回はドイツのデュッセルドルフ出身のフィンヤさんにゲストとしてお越しいただきました。まずは、ドイツで使っているお金=ユーロの話から。実際にユーロ紙幣やコインを見せながら、話してくれました。ユーロのコインは各国で作られているそうで、それぞれの国のモチーフが描いてあります。各国で作られたコインがEU全体で使われているので、ドイツでギリシャのコインを見つけたり、フランスでイタリアのコインが使われたり。お店でお釣りをもらう時、なかなかお目にかからない国のコインが混じっていると、ちょっとラッキーな気分になるそうですよ。

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ユーロの話以外にも、ドイツの旧貨幣マルクがユーロに変わった時の話(フィンヤさんはまだ10歳でしたが、よく覚えているそうです)、フィンヤさんが子どもの頃にやっていたアルバイト(家の掃除、新聞配達など)、日本に興味を持ったきっかけなど、色々な話をして頂きました。最後の質問コーナーでは、子ども達から「彼氏はいるんですか?」という突っ込んだ質問も!(笑)

為替を学ぼう

ゲームとゲストの話でリラックスした後は、為替のお話です。アメリカにお肉を買いに出かけたハンバーガー屋の店長さん。まずは日本のお金がアメリカで使えないことに驚きます。銀行で両替して、やっとお肉をゲット!ハンバーガーが沢山売れて、お肉が足りなくなったので、お肉を買うために翌日また両替に行くと、昨日とは1ドルの価値が違っている!という話を、お芝居で見せていきます。ここでは、為替はいつも変わるということ、それによって得をしたり損をしたりすることを、子ども達に覚えてもらうことが目的です。

お芝居で説明した後は、実際にハンバーガー屋の店長さんになったつもりで、為替のアイデアを用いた取引ゲームに挑戦!サイコロを5回振るのですが、出る目によって為替が変動して行くので、いつお肉を買うかを見極めて取引をする、というゲームです。サイコロの目(=為替変動額)はコントロールできないので、勘で取引するしかないのですが、最初に手を上げて買う子、最後まで買わない子など様々で、親子揃って大変盛り上がりました。

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お芝居、ゲームの後に、為替の復習を保護者から子どもにして頂いたのですが、こちらも親子で楽しそうに振り返っていたのが印象的でした。

世界のお金

為替を学んだ後は、世界のお金について勉強しました。日本円やドル紙幣に隠された秘密、プラスチックで出来ているオーストラリアドルを水に入れる実験など、実際に世界のお金を見ることで、子ども達の想像力が刺激されているのがわかりました。世界地図を見ながら、「サウジアラビアはここだね」など、親子で探す姿が、大変微笑ましかったです。

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まとめ

バージョンアップしてお届けした今回のワークショップ、2時間という比較的長い時間でしたが、集中力が途切れることもなく、スムーズにワークショップを行うことができました。為替、世界のお金のみならず、ドイツ人のフィンヤさんのお話も聞けたことで、子ども達が海外に興味を持ってくれるきっかけになったと思います。

今後も、このような子ども達の想像力を刺激して、好奇心を育むようなワークショップを企画・運営していきたいと思います。

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