CURIO school説明会

2015年4月に開校されたCURIO schoolの説明会に伺ってきました。いわゆる学習塾とは違い、デザイン思考を取り入れたクラスを行っている学校、ということで、ワクワクしながら千駄ヶ谷のスクールを訪れました。千駄ヶ谷にある一軒家でスクールを運営されているのですが、普通の塾のイメージとは全く違い、とてもリラックスした雰囲気でした。

http://curioschool.com/

CURIO schoolのビジョン

「変化する新しい社会のために、他者との違いを尊重しつつ、自分の能力を最大に活かせる人を育てる」

これがCURIO schoolのビジョンだそうです。この10年間で、社会は大きく変わりました。そしてこれからも加速度的に変わっていくことが予想されます。そのような変化の大きい社会で大切なのは、他者に競り勝つことではなく、社会の変化に柔軟に対応しながら、他者と協業しながら、自分の力を活かせる人になること、というのがschoolの考え方です。

保護者の多くが“不透明な社会の中で、どうやって子どもを育てたら良いのだろう。”と考えていると思いますが、その答えは簡単に見つかるものではありませんし、“これです!”という答えがあるものでもないと思います。ただこれからは、今までの問題解決型の勉強ではなく、問題設定能力や創造力が求められるようになるのは間違いないでしょう。

CURIO schoolのような場所が誕生したのは、時代の流れとして当然のことのように思えました。

curio school 3

CURIO schoolのミッション

「生徒一人ひとりの生涯にわたって学び続ける情熱、社会的感情、創造力をインスパイアする」

探究心や好奇心を持って世界を見ることができるようになれば、学びはどんどん面白くなるはずですよね。でも、積極的に学ぼうとする姿勢は一朝一夕に身につくものではありません。子育ては長ーい道のりなので、地道にコツコツと、毎日の生活の中で探究心や好奇心を育ててあげることが、親として必要なのだと重々理解しつつも、忙しい毎日の中で後回しになってしまうことも確か。子どもの“学びたい!”という気持ちに火をつけるお手伝いをしてくれるschoolには、かなり需要があるのではないかと思いました。

curio school 1

CURIO schoolの授業内容

毎月テーマを決めて、皆で調べて、まとめて、発表するという流れで、授業が進んでいくそうです。テーマは多岐に亘っていて、宇宙や歴史などの大きなものもあれば、身近な野菜がテーマになることも。一つのテーマを様々な視点から考えることで、子ども達の世界が広がっていくのだそうです。

ちなみに、CURIO schoolの授業内容は、アメリカのNueva Schoolを参考にしているのだそう。1967年にシリコンバレーで誕生したNueva Scoolでは、プロジェクトベースラーニングやデザイン思考を取り入れた教育が行われていて、その教育内容が高く評価されているそうです。全米教育優秀賞を3度も受賞したり、問題解決世界大会で優勝するなど、実績もある学校なのだとか。CURIO schoolには、このNueva schoolで14年間運営に携わっていた方がいらっしゃるそうで、多くのノウハウをお持ちのようでした。

curio school 2

実際に塾長から説明を聞いて、ますます興味が湧いてきました。週末のクラスなので、「平日の習い事に行かせたいけど送迎が・・・」という共働き家庭にはありがたいスケジュールです。ご興味ある方は、CURIO schoolのサイトをご覧くださいね。とっても面白そうなワークショップも随時開催されているようなので、facebook pageも要チェックです。

CURIO Japanと名前も似ていますし(笑)、今後色々とご一緒できれば良いな、と思っています。

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