こんな本を見つけたので、早速読んでみました。
What Does It Mean to Be Global? (What Does It Mean to Be…)
子ども向けにとても平易な英語で、「グローバルってどういうこと？」という問いに対して答えています。（以下、“ ”内は引用）
“Does it mean having a globe?”
地球儀を持っていればグローバルなの？“Does it mean studying planets?”
惑星について勉強すればグローバルなの？
という問いかけから本がスタート。
“Being global means being curious about other parts of the world”
グローバルって、世界中の様々な場所に興味を持ってみること
と、大きなトピックから始まり、
“Recognizing that your language is just one of thousands spoken on our earth”
あなたが話す言葉は、地球上で話されている数千もの言葉の一つでしかないこと。“Listening to all different kinds of music”
色々な音楽を聞いてみること“Trying all types of food”
様々な食べ物を試してみること
と、身近に感じられる例を挙げています。その後に、
“Respecting that others may have different values than you do”
あなたと違う価値観を持っている人たちに尊敬の念を持つこと“Celebrating diversity in people”
人々の多様性を称えること“Opening your mind to new possibilities”
新しい可能性にオープンでいること
と、概念的なメッセージがいくつか続いてで終了します。
グローバル人材、グローバル教育という言葉がよく聞かれるようになりましたが、「グローバルって何？」と子どもに聞かれた時に、この本があると説明しやすいかな、と思いました。概念的なメッセージの部分は、それぞれの家庭で事例を交えながら話してあげると、より具体的になってわかりやすいかも知れません。
また、本の最後の方に、Citizens, Community, Cultures, Traditions, Values, Diversityというキーワードそれぞれの説明があったのですが、こちらも参考になりました。大人の私でもぼんやりとしか理解していなかったので、助かりました。
英語の読み聞かせ本としても、長さもちょうど良いと思いますので、ご興味ある方はぜひ手に取ってみて下さい。
