「ハルビン氷祭り」は世界三大氷祭りの一つに数えられるビッグイベントです。ご存知でしたか?
1-2月のイベント中はハルビン市内の至るところに壮大な氷の彫刻が並べられます。主な会場は太陽島公園、兆麟公園、そして氷雪大世界の市内3ヶ所。会場近くの大河から切り出した”天然の氷”を使って巨大な氷像をつくり、ハルビン市の各地の公園を中心に氷彫刻や氷の建造物が飾られます。他国の氷祭りとはちょっと違って“色とりどり”の蛍光灯やLEDでライトアップされるそうです。
中国ってどんなところ?
中国の国旗
赤地に5つの黄色い星を配置したもので、五星紅旗(ごせいこうき)と呼ばれます。赤色は「革命」を、黄色は「光明」。また、大星は中国共産党の「指導力」を、4つの小星はそれぞれ「労働者」「農民」「小資産階級」「愛国的資本家」の4つの階級を表しているそうです。
中華人民共和国、ハルビンの場所はこちら。
この広い中国の国土面積は日本のなんと約25倍です。人口は13億5千万人以上で世界一人口が多い国。世界最大数の人口のうちの94%を漢民族が占めるほか、チワン族、ウイグル族、モンゴル族、チベット族、回族など、多くの少数民族がいます。
中国といえばパンダ?!世界でも珍しい3つ子のパンダ
中国といえばやはりパンダを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。昨年7月下旬、中国広東省広州市のサファリパーク「長隆野生動物世界」で三つ子のパンダが誕生しました。3つ子のパンダは自然界でも極めてめずらしく、生後100日たって生存しているのは世界で初めてだそうです。一番上の姉は穏やかでやさしく、2番目の弟はいたずらっ子、末の弟は落ち着いた性格だとか。まるでぬいぐるみ、ほんとうに可愛い♪
中国では国宝にも指定されているパンダ、赤ちゃんの生存率はなかなか困難のようですが、すくすくと育ってほしいですね。
世界というイメージを連想させる氷雪大世界、ハルビン氷祭り!
ハルビン氷祭りの3つの会場の中で、最も大きくメインの会場として扱われているのが「氷雪大世界」です。「氷雪大世界」という名前は銀世界的意味合いと、世界中の特徴ある建物を氷雪で再現したという意味の両方を持っているようで、世界中の建物が集まっています。会場内に入った直後の印象はとにかく広く、派手!
まず、入場ゲート前の広場の周囲にはポールが何本も立っていて、各国の国旗が掲げられています。もちろん日本の旗も。入場ゲートの正面には西安の兵馬俑を模した氷像が立っていて、さらにその隣にはスフィンクスが出迎えてくれるとか。いわゆる「世界」というイメージを連想させるのにわかりやすいオブジェが真っ先に置かれているということですね。その中に日本をイメージしたお城の氷像もきっと見つかることでしょう。
大世界と言うだけあって、イルミネーションが組み込まれた巨大な建築物がたくさんあり、眩しいくらいの光を放ちます。会場内を回ってくれる観光馬ゾリもあるので、優雅な気分で全体を見てみることもできるそうですよ。
会場内には、雪像や氷像のほかに、ダンスショーが見られる劇場があったり、氷の長い滑り台があちこちに設置されていたりして、色々と楽しめるようです。他国の氷祭りのイメージとは違い、中国独特のパワーが感じられそうなイベントですね。
是非、機会がありましたら体験してみたいですね!