子ども達の夏休みの宿題「読書感想文」はもう済みましたか?我が家の子どもの小学校では、親子読書感想文という宿題が出されます。親子で同じ本を読んでそれぞれが感想を書く、というものです。昨年は息子のリクエストで「快傑ゾロリ」の感想文を書くことになってしまいましたが、今年はこんな本で書いてみようかな、と思っています。
まずはこちら。「世界のあいさつ」
ゆるーい感じの絵とともに、世界の色々なあいさつが紹介されています。舌をペロッと出すモンゴルの挨拶や、抱き合ってお互いの匂いを嗅ぐモンゴルの挨拶など、日本とは全く違う挨拶がいくつかあって、とても面白いです。世界地図や地球儀を使って、国の場所を確認しながらこの本を読んでみると、より興味が深まって良いかも知れません。
続いてはこちら。「せかいのひとびと」
とてもカラフルな絵とともに綴られる、地球に住む色々な人たちの暮らし。世界には色々な人がいて、色々な価値観があるということ。自分の見ている世界だけが、唯一の世界ではないことなどを、優しく教えてくれる良本です。大人でも十分に楽しめる内容ですので、ぜひ手に取ってみてください。
最後はこちら。「まるいちきゅうのまるいちにち」
この絵本は安野光雅さんが、世界の8カ国8人の絵本作家に呼びかけて作られた本です。おなじみのエリック・カール氏、林 明子氏など、8か国の絵本作家が集結。自国の1日(大みそか)を紹介しているのですが、時差や季節の違いが一目瞭然でわかったり、絵を見比べているうちに、異文化や多様性に対する想像力が湧いてくるような絵本です。地球の広さ、そこに住む様々な人たち、それぞれの文化や価値観の違い。そんなことをさりげなく教えてくれます。
以上、どの本も子ども達が世界に興味を持つきっかけになりそうな内容ですので、親子の読書タイムや、寝る前の読み聞かせに、ぜひ読んでみてくださいね。