6月27日(土)にTech Kids School東京校で、「子どもを億万長者にしたければ、プログラミングの基礎を教えなさい」イベントが開催され、無事終了しました!保護者が松林さん(「子どもを億万長者にしたければ、プログラミングの基礎を教えなさい」の著者)の講演を聞いている間、子ども達はプログラミング体験レッスンへ。1回で2度美味しいイベントに、沢山の保護者、子ども達が参加してくださり、とても盛り上がりました。MamaBAで開催したこのイベント、CURIO Japanもお手伝いさせて頂きましたので、こちらにレポートを掲載します。
松林さんのお話
保護者向けに松林さんがお話くださった内容で、特に印象に残ったものをまとめたいと思います。
プログラミングはツールの一つ
「プログラミングで、こんなものが出来た!」という喜びをまずは体験して欲しい、と松林さん。プログラミングはあくまでもツールにしか過ぎないから、そのツールを使って何ができるか、何がしたいかを考えるきっかけになれば良いと思っている、とのこと。このお話の時に、松林さんが「英語も同じですよね?英語はあくまでコミュニケーションのツールにすぎなくて、英語で何を表現するかが重要だと思うんです。」とおっしゃっていたのが印象的でした。
英語はできた方が良いに決まっているけれど、英語を話すこと自体が目的ではない、と私も常々思っています。英語を話して、「コミュニケーションが出来た!」という喜びを感じることで、より英語を学びたいと思うようになり、英語も活きてくると考えている私には、この英語の例えがとてもしっくりきました。
家庭でできるプログラミング教育
例えば、RomoやOzobotという簡単なガジェットを使って、プログラミングの基礎を学習することも可能だそうです。子どもが興味を持ったら、ぜひ保護者も一緒になって楽しみながらやって欲しい、とおっしゃっていました。
プログラミングにも役立つような思考回路は、日々の生活の中でも育むことができるそうですよ。例えば、松林さんはお子さんとスーパーに行った時に、「今日買うものはこの3つ。それぞれ置いてあるコーナーが違うけど、どういう順路で行ったら一番早くレジに到達できるかな?」というゲームをしたりするそうです。日々の中に沢山のチャンスがありそうですね。その辺りもまたぜひお聞きしてみたいです。
保護者からの質問
普段はなかなか聞く機会がないプログラミング教育のお話が聞けて、保護者の方も「とても参考になった」とおっしゃっていました。講演後、質問が沢山出ていたのも、松林さんの講演が興味深かった証拠ですね!
中でも一番興味深かったのは、「政府に任せていると、テキストを渡されて、その通りにプログラミングをすることが強要されてしまいそう。そうなると、プログラミングで何かを生み出す喜びが感じられないのではないか」という質問に対する松林さんのお答え。
「確かにおっしゃる通りだと思います。ただ、教育は学校や塾に任せていれば良いというものではないのではないでしょうか。一番基礎となるのは家庭だと思うので、家庭でできることをまずはやっていく、というのが大切なのだと思います。」
本当にその通りですね。教育というと、学校や塾に任せてしまう傾向がありますが、まずは家庭から。「教育」というと敷居が高そうですが、子どもが興味を持つことに、大人も一緒になって関わり、楽しみながら学ぶ姿勢を見せることから始めるのが良いのかもしれません。
子ども達のプログラミング体験
松林さんの講演中、子ども達はTech Kids Schoolのメンターさん達とプログラミング体験レッスン。スクラッチ体験、iPhoneアプリ体験、Webアプリ体験など、それぞれが自分の作品を作っていました。
プログラミング初体験の子も、とても楽しそうに取り組んでいましたよ!自分が作った作品を、パパやママに嬉しそうに見せていたのが印象的でした。
大盛況だった今回のイベントは、講演者の松林さん、Tech Kids School様の多大なるご協力で実現致しました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
また、ご参加くださった皆様、イベントを盛り上げて頂いてありがとうございました。
皆様に喜んで頂けるようなイベントを、またMamaBAと一緒に企画したいと思います!