セント・マーチン島ってご存知ですか?今回はとっても珍しい島セント・マーチンと4月中旬に開催されるセント・マーチンカーニバルのご紹介をしたいと思います。
世界で珍しい島、セント・マーチン島ってどんなところ?
セント・マーチンはカリブ海に浮かぶ小さな島。島の北側がフランス領、南側がオランダ領に分割されている世界でもとても珍しい島です。
島の面積 は87 km²。島の中央にフランスとオランダの国境線が走っており、現地では基本的にフランス領側(French Side)をフランス語で<サン・マルタン>、オランダ領側(Dutch Side)をオランダ語で<シント・マールテン>と呼び分けています。おおむねフランス:オランダ=4:3の比となっているとか。
こうしてフランスの領土とオランダの領土が地続きで接しているのは、世界でここだけなのだそうです。ちいさな島国のなかで地続き、ちょっと隣りの国に行ってフランスパン買ってくるなんてできるのはいいですね。
人口はフランス領とオランダ領を合わせて約7万人。フランス領、オランダ領共にアフリカ系黒人が多く、他にクレオールや白人も住んでいます。公用語は、やはり<サン・マルタン>はフランス語、<シント・マールテン>はオランダ語、でも英語も幅広く話すので英語も大丈夫だそうです。
衝撃的!ジェット機がビーチすれすれに通るマホ・ビーチ!
こちらは旅客機が低空飛行することで知られるカリブ海の島、セント・マーチン島のマホビーチです。この光景、なんとも衝撃的ですよね。
なぜ、ここまでギリギリの低空飛行を、このような場所でできるのでしょうか?
その理由は「ビーチがプリンセス・ジュリアナ空港進入路の真下にあるから」なんです。滑走路がとても短いので、どうしてもこのような低空飛行をせざるを得ないとのこと。なんとマホビーチの十メートル上空を飛んでいるんですから、離陸するたび大規模砂嵐が起きるのを想像するとスリリング。というかこんな大勢の人がいるビーチで、こんなことがあっていいのかしら、大丈夫なのかしらとも思ってしまいます(苦笑)。
しかしながら、他では味わえないこのスリリングさが、マホビーチ最大の魅力?!この「爆風」を体感するのが楽しみで訪れる旅人はたくさんいるようですよ。
島の最大の祭典「セント・マーチン・カーニバル」はとてもセクシー!
島最大の祭典であるカーニバル「セント・マーチン・カーニバル」は、4月16日~5月4日まで開催されます。開催期間中は、毎日のようにイベントやパレードが催され、カリブ諸国や地元のグループによる派手な衣装のパレードで大賑わいになります。
「セント・マーチン カーニバル」はフランス領とオランダ領の双方で催されますが、特にオランダ領では中心地フィリップスバーグで派手な衣装に身を包んだダンサーによるパレードやコンサートが行われ、たくさんの屋台グルメを楽しむことができるそうですよ。
カーニバルパレードは、流石カリブの熱い国のカーニバルだけあってとーってもSEXYな若いレディがたくさん、いや本当に熱いです。そして大音量の音楽はがんがん鳴りつづけているとかで、みんな耳栓をするひともいるらしいです。
2つの国を味わえるセント・マーチン島、国境マニアの方、飛行機好きな方、素晴らしいカリブ海を楽しみたい方・・・・みなさま機会があればぜひ旅行の計画をしてみてくださいね。