これからのグローバル人材の三種の神器は「英語、IT、会計」と言われています。幼い頃から英語に触れさせる機会を作られているご家庭は多いと思いますが、IT、会計に関してはいかがでしょうか?今回は幼少時にできるIT教育に関してご紹介したいと思います。
子どもにIT教育?
“ITなんて、子どもには難しいのでは?”と思われるかも知れませんが、小学生向けのプログラミングコースなど、幼少時からITを学べる場が少しずつ増えています。手前味噌で恐縮ですが、私の小学2年生の息子は、小1の冬から週1回ゲームプログラミングのレッスンを受けていて、他の習い事よりも熱心に通っています。“三度のご飯よりゲームが好き”な彼が、「ゲームのエンディングに名前が載る人になりたいな」と言ったことがきっかけで受け始めたレッスン、まだやる気を保てているようです。
論理的思考力を養う
息子が通うスクールを見る限り、プログラミングのレッスンは、一方的に先生が教えるのではなく、生徒の習熟度に合わせて展開されていくので、他者と競い合うことがありません。(お互いに刺激しあうことはありますが)その為、生徒のこだわりや個性、発想が尊重されているように感じます。また、一つでも間違えるとゲームが動かなくなるので、論理的に考える力も養えるようです。システムエンジニアの方にお話しを伺った時も、「子どもの頃からプログラミングを体験すると、論理的思考力が発達する」とおっしゃっていました。
IT教育のスクール
“楽しい!”、“できる!”という感覚がないと、何事も続けるのは難しいと思いますが、プログラミングは自分の思い描いたものがすぐに形になるところが、子どもにはとても楽しいようです。プログラミングに関しては、企業、ボランティア団体がレッスンを提供しているので、いくつかご紹介させて頂きます。
QREMO
渋谷にあるIT×ものづくり教室。プログラミングだけでなく、ロボット製作、3Dプリンターを使ったデザインレッスンなどを提供。
Tech Kids Camp
渋谷にあるサイバーエージェントが運営する子ども向けプログラミングスクール。
キッズ・プログラミング道場
広尾にあるプログラミングスクール。
コーダー道場 東京
ゲーム、アプリ、Webサイトを作ってみたい子ども達にプログラムの記述の仕方(コーディング)を教える国際的な団体。
上記のどのスクールも無料体験レッスンが受けられるようなので、ゲーム好きのお子さんは試してみる価値があるかもしれません。
海外のIT教育は?
ちなみに、世界でも屈指のデジタル国家であるエストニアでは、初等教育1年目からアプリ開発を教える授業がスタートするそうです。また、イギリスではプログラミング教育促進キャンペーンが行われると同時に、まずは教師を対象にプログラミングのトレーニングを開始するそうです。2014年をYear of Codeと定め、政府も民間企業も大きく打ち出しています。
Year of Codeの紹介ビデオはこちら。(英語)
https://www.youtube.com/watch?v=RrdvQp65EZE
日本でもこのような動きが加速するのでしょうね。