ワールドカップでグローバル教育!?【コートジボワール編】

いよいよ明日は、4年に1度のワールドカップの日本初戦ですね!前回大会ではベスト16まで進んだ日本代表ですが、今回はどこまで進めるでしょうか。

ちなみに・・・CURIO Japanメンバーは全員フットサルをやっています。子どもたちも参加するので、楽しむことがメインではあるものの、ゲームが始まるとはかなり熱くなってしまうこともしばしば。

さて、今回もワールドカップを楽しみながら、外国について学んでみよう!ということで、初戦の対戦相手コートジボワールについて、親子で楽しめる内容をまとめてみました。

最初にコートジボワールの場所をチェック!

コートジボワール

地球儀で見ると、前回のブラジル同様日本の裏側辺りに位置しています。日本から行くルートは中東ルートやヨーロッパルートなどいくつかありますが、パリを経由していくルートが一番安定的な航路となっているようです。

コートジボワールとは、「象牙海岸」の意味。昔はこの地域で象牙が取引されていた為、このような名前がつきました。

コートジボワールの首都はどこでしょう?

コートジボワールの首都はヤムスクロです。コートジボワール全体の人口は約2000万と、日本の1/6程度で、なんと約1億人も少ないです。国土の広さとしては日本から四国分を除いた程度の大きさ。人口が1/6で、面積はほぼ同じくらいということなので、土地がたくさんあるそうですね。

首都ヤムスクロは何もない小さな町のようですが、アビジャンという町はビジネス・観光ともに人の集まる場所となっています。アビジャンは、ナイジェリアを除く西アフリカで最大の都市で、飛行機もアビジャン空港が国際空港になっています。

アビジャンの風景です。高層ビルもあり車もたくさん走っていてあまり日本と変わらない光景が伺えます。

アビジャンの風景です。高層ビルもあり車もたくさん走っていてあまり日本と変わらない光景が伺えます。

コートジボワールの挨拶

コートジボワールの挨拶は、“Bonjour! Ca va?”が一般的です。そう、これはご存じの人も多いですよね、これは「ボンジュール! サバ?」と読むフランス語です。意味は「こんにちわ、お元気ですか?」です。

そして次に握手です。毎日毎日、握手をするのですって。会った時に握手、帰る時にも握手。歩いている途中に握手すると、そのまま手を繋いで一緒に歩いてきたり、たまに男性同士でも手を繋いで歩いていたりするそうですよ。(笑)

シャイといわれる日本人に向いているとはいえないかもしれませんが、このような機会に1日くらい家族の中でのコミュニケーションに「挨拶」を取り入れてみると面白いかもしれません。

「今日は挨拶と同時に握手をする」という決まり事を子どもと作って実践してみたら、いつもとは違うコミュニケーションが生まれるかもしれませんね。

ちなみに、“Bonjour! Ca va?”の挨拶への答え方は”Ca va bien”(サバビエーン)と答えておけばOKです。

コートジボワールの国旗

コートジボワール国旗

これはコートジボワールの国旗です。左から,オレンジ色は北部のサバンナ地帯、右端の緑色は南部の森林地帯を表しています。そして中央の白色は国民の協調と団結を表しています。同時に、オレンジ色は繁栄を、緑色は未来への希望を象徴するということです。

フランスの植民地であったことから3色旗として国旗の構成が似ていることや、アイルランドと左右逆のデザインとなることなどは、あまり知られていないコートジボワールの豆知識として面白いかもしれません。

最後に

コートジボワールは、複数部族が混交する多民族国家である為、複数の宗教が混在しています(イスラム教、キリスト教、伝統宗教)。一部地域では内戦状態が続いており、渡航には事前の情報収集と注意が必要となっています。政治の混乱に伴い、閉鎖されている学校も多く、通学できない子どもが多数います。識字率は約50%で、教育的な課題も抱えているようです。小学校高学年や中学生の子どもであれば、多民族国家や宗教の話し、識字率話しのをするのも良いかも知れません。

さあ、いよいよ初戦のキックオフが迫ってきました!今回の試合は6月15日10時からの放送予定ですから、生で見ることができます!

次回は日本の第2戦の相手、ギリシャのご紹介をします♪

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